Point.1

冒頭で結論を語る

志望動機は必ず簡潔に結論から書きましょう。企業の採用担当者は沢山の履歴書を見るため、最初の数行で興味を引けるかどうかがカギになります。履歴書の印象を決める大事な部分になるのでしっかり考えて書きましょう。

Point.2

理由は具体的に

志望動機のエピソードや入社後のことはできるだけ具体的に書き、曖昧な表現は避けましょう。「貴社の事業に感銘を受けました」だけでは、どの部分をどう思ったのか理解し難いです。具体的な理由を添え、志望する意思の高さを伝えましょう。

Point.3

例文をそのまま流用しない

志望動機が考えつかず、例文を参考にすることがあるかも知れませんが、そのまま流用するのは避けましょう。企業の採用担当者は沢山の志望動機を見ているため、すぐにわかります。例文はあくまで参考とし、自分の表現に直して書きましょう。

Point.4

提出前に再度チェック

これは志望動機に限ったことではありませんが、提出前には再度チェックをしましょう。間違いはないだろうと思いながら書いていても、読み返すと誤字脱字がある、文末や言葉の表現が正しくないなどといったミスが見つかることはよくあります。そういったミスが多いと入社後も同様のミスを繰り返すのではないかと悪印象を与えてしまいます。

NG.1

待遇を重視している

給与が高いから、残業時間が少ないから、研修など成長するための環境が整っているからなど、制度や待遇についてだけを書くのは避けましょう。このような表現は、企業への貢献意識が薄く、労働条件を重視していると判断されやすいです。

NG.2

将来転職することが前提にある

多くの企業では、長く勤めて貢献してくれる人を採用したいと考えています。「入社後、経験を積み、家業を継ごうと考えています」のように、将来退職や転職することを前提とした志望動機では、採用担当の方に悪印象を与えてしまいます。

NG.3

具体的でなく曖昧な志望動機

「貴社の社風に強く惹かれました」「将来性があり、興味を持ちました」のように、曖昧でどの企業でも通用するような文言は避けた方が良いです。企業は応募してきた学生の意欲や熱意を志望動機から読み取ります。その企業でなければいけない理由を明確に伝えることが大切です。

NG.4

前後の文章が噛み合っていない

「長所は行動力の高さです。貴社の販売員として接客の仕事をしたいです」のように、自分の強みと志望理由が結びついていない文章は採用担当の求める人物像とマッチしないことが考えられます。仮に販売員なら、行動力よりもコミュニケーション力をアピールするほうが、好印象です。